ディプロマ・ポリシー
博士前期課程は、人文学の立場から、アメリカ・ヨーロッパ文化および世界のグローバル化の中での日本文化の深層理解に学問的に対応できる能力と幅広い教養を修得し、かつ専攻分野における研究能力または高度な専門性を要する職業に必要な能力をもつ者に修士(学術)を授与する。
博士後期課程は、新しいアメリカ・ヨーロッパ文化学および日本文化学の総合的視点にたった専門的見地から、多様化する社会において自立した研究者として貢献する専門的知識と研究方法を習得し、高度に専門的な業務に従事するに必要な研究能力をもつ者に博士(学術)を授与する。
カリキュラム・ポリシー
- 博士前期課程は、キリスト教理解を基盤にした新しい文化総合学の教育と研究を実現する科目群として共通必修科目を設置する。
- また博士前期課程に、学生の専門的ニーズに応える科目群として「アメリカ・ヨーロッパ文化学」「キリスト教文化学」「日本文化学」「文化基礎・人間学」の講義課目を設置する。
- 博士後期課程は、いわゆる単位制を取らず、学生に対して正副2名の指導教授が学生の研究分野に対して専門的な研究指導をする「特殊研究科目」をおく。
- また博士後期課程は、「博士論文提出資格試験」を課すほか、2編以上の小論文の作成(博士論文に関わるもの)と公開研究会での発表、および語学試験の合格あるいは履修という条件で構成される。
- 博士論文提出資格試験に合格した者に対して「予備審査用の博士論文」を提出させ、これに合格した者が博士学位申請論文を提出しうるものとする。
アドミッション・ポリシー
博士前期課程
- ジェネラリストとして、グローバリゼーションの理念に基づき、自治体、民間レベルの文化交流・国際的業務に携わることをめざす人を求める。
- キリスト教文化を深く理解し、あらゆる分野で国際的信頼関係に基づいた活動をめざす人を求める。
- 語学力とともに、国際的な価値観・センスを身につけることをめざす人を求める。
- 深く新しい文化総合教育に携わることをめざす人を求める。
博士後期課程
新しい文化総合学の構築を目的とし、自立した専門的研究活動を遂行することをめざす人を求める。